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2014年12月28日日曜日

Iowa Cityで家を借りる -3-

 実際家を借りるに当たっては、何が必要なのか?
そう多くのものは必要無く、

1.申込書
2.デポジット(Deposit):保証金みたいなもので、通常家賃1~2ヶ月分。
入居者の瑕疵が無ければ、契約満了に伴う退去時には返ってきます。
3.もしかすると残高証明等、家賃支払い能力を証明する書類。

あたりがあれば十分だと思います。内見の際に教えてもらえます。
むしろ気にしておいた方が良いのは、

・家の中に壊れている部分は無いか。
・電気系統・水回りは大丈夫か。
・窓はちゃんと二重窓になっているか。
・雪掻き(snow removal)の義務はあるのか。
・駐車場はどこなのか。(off street/on street)

もし部屋に不具合がある場合、入居前に直してもらうことを交渉、若しくはデジカメで
不具合部分を写真に取っておくことをお勧めします。
なぜなら、退去時にその不具合を、"あなたが壊した"と言われ、Depositが戻ってこない
ケースがあるからです。

また、Iowa Cityは冬季は相当寒く、時期によっては気温が零下20℃になることもあります。
その場合、2重窓だと大分暖かさが違いますので、意外と重要なポイントです。
雪掻き(snow removal)は、例えば玄関回り&自分の駐車スペースは自分で、とか、
全て業者に委託済み、とか色々あります。仮に、自分で雪掻きを義務付けられたスペース
を雪掻きしていなかった場合、それは住人の責任となりクレームが来ます。

駐車場付きの家なら良いのですが、たまに路上駐車(合法)を駐車場の代わりにしている
物件もあります。(確か、on-street parkingと呼んだはず)
on-street parkingは、オカマ掘られたり当て逃げされたり、あまり良いことは有りません。
加えて、曜日によって道の右側に停めるか左側に停めるか違っていて(そういう交通
規則がある)、それを間違えると罰金。なので、出来ることならoff-street parkingのある物件
を選ばれることをお勧めします。

アメリカの学期は通常、9月に始まって5月に終わります。
なのでアパートの契約期間も、本年の9月-来年の8月等の1年期間と設定されていることが
多いです。とはいえ留学生によっては、1月スタート(春学期)の方、6月スタート(夏学期)スタート
の方等、色々おられると思います。

しかし、大体の学生は9月スタートが多いため、アパートの選択肢が多いのは6月7月に
なります。6月7月に行けば、希望の条件が揃ったアパートに住める確率が高いです。
8月になると学期が始まる直前なので、いい物件はどんどん無くなっていくでしょう。
その場合は、第2、第3希望あたりのアパートに住んでおいて、来期に引っ越すということ
を考えたほうが良いと思います。アメリカでは引越しは、ごく気軽に行われています。

これは、めちすけが最初に住んだ家の裏庭にいたウサギです。
何とか捕まえてやろうと、ザルを持って追っかけ回しましたが、捕まえられませんでした…


ここが、最初に住んだ家です。


裏庭です。ここの右手前の砂利部分が駐車場でした。
左下に見える小さな物置小屋ですが、雪の日にスリップして突っ込み、凹まして
しまったのは…大家さんには言わず仕舞いでした。大家さん、ごめん!


Iowa Cityで家を借りる -2-

 家探しのページには、どんなことが書いてあるのか?
具体的な例を見れば、以下のような形になります。
前回と同じく、Daily Iowanのページを参考にしました。






上記は、以下のような解釈です。

1行目、2行目:アパートの名前と、アパートがある地域
3行目:部屋の種類と、その特徴。上記の例だと、"1ベッドルーム+1バスルームの部屋です。
ガス&水道代はタダです。洗濯施設が同じアパート内にあります。エアコン付いてます。
皿洗い機が付いています(いる部屋もある?)。家賃$620/月 です" という意味です。
4行目:不動産屋さんの名前と、その電話番号
5行目:不動産屋さんのウェブサイトURL

"heat&water paid"は、意外とありがたいです。
その他、"water paid"=水道代のみタダ、"electricity paid"=電気代のみタダ
等があります。paid→includedと書かれていることもあります。

インターネットは、もうこのご時勢ですから大体の家についていると思います。
が、もし無い場合は自分で申し込むしかありません。
プロバイダーは、大学のIT部門でも紹介されているので、プランを考えて契約するのが
良いでしょう。ルームシェアをしている場合は、WIFIルーターを購入してhome LANを
構築。プロバイダ料金を折半する形が考えられます。

自分の希望の条件に合う家が見つかったら、不動産屋に電話して、内見のアポを
取ります。この電話が、最初はクセモノで…相手がしゃべるスピードが速すぎて、何を
言ってるのかさっぱり分からんのです。E-mailはレスポンスが遅い時があるので、使って
みてもいいですが、やはり勇気を出してtelしてみる or 直接不動産屋に足を運ぶのが
良いと思います。

めちすけは最初、1軒屋(Townhouse)を、アメリカ人の大学院生2人と借りて住んでいた
のですが、確か家賃が$275/月+電気代+ネット代でした。安月給だったので、この家賃は
助かっていました。ルームメイトも、今でも交流が続いているほど良い人たちだったしね。

Iowa Cityで家を借りる -1-

 家を借りる際、日本だと2LDK・バストイレ別・南向き・バス停まで徒歩xxx分…
といった条件で絞り込んでいったりすると思います。
めちすけも、最初その感覚で家探しを始めたんですが、日本との感覚の違いに
驚きました。

この記事で参考にしたのは、Daily Iowanの家探し情報ページです。
このページに行くと、


のような単語が並んでいると思います。

Efficiency/Studio:日本の感覚で言う、ワンルームマンション(1DK?)。ベッドルーム無し。
One Bedroom:リビングとベッドルーム(1部屋)とが分かれている部屋。
Two Bedrooms:ベッドルームが2部屋。
Condo:One/Two Bedroomアパートよりも、内装・家具共に若干高級なイメージ。
House:一戸建てです。間取りは色々ですが、2階建てで4 bedrooms+庭付きとか。
Duplex:二世帯住宅
Room for rent:いわゆる間貸しです。
Sublet:住人が夏休み・インターン等で数ヶ月留守にする際、その部屋を代わりに
使っても良いよと"又貸し"する制度。夏休み期間に多い。

のような私見を持っていますが、より詳しくはこういったページをご参照下さい。

学生で留学するのであれば、One Bedroom・Houseでルームメイトと暮らす・Efficiencyで
手軽に…といったところでしょうか。世帯で行くのであればやはり、Condo・Duplexあたりが
広く使えて便利なのではないかと思います。

家探しの時、1番気になるのはやはり治安なのではないでしょうか。
Iowa Cityは犯罪が少ない街で、めちすけが以前ルームメイトに聞いたときも、

「1番凶悪な犯罪?そうだね…自転車のサドルを盗むことかな!AHAHA!」

AHAHA!じゃないよと思いましたが、それ程犯罪が少ない。
でも実際はまあ、あるものです。候補となる家がどの辺りに位置しているか、そして
その辺りの犯罪発生率はどんなもんか。それは、


をチェックすれば良いと思います。
特にPress-citizenのページは、地図と犯罪率等が一体で見やすいのではないでしょうか。

今はどうか分かりませんが、2003年辺りでは、Johnson Streetは別名"Party Street"
と呼ばれていました。なぜかというと、遊び盛りの大学生同士が、ルームシェアして
大量に住んでいるからです。
金曜日の夜なんかは、真っ裸の学生が何か叫びながら、路駐してある車の上を
走り回っているほど。

世帯ですと、Iowa Cityではなく隣町のCoralvilleに住む方々も多いと思うのですが、
残念ながらめちすけの守備範囲ではなく、情報提供出来ず申し訳ありません。