アイオワシティはそんなに自然災害に襲われることも無いと思っていたのですが、
意外や意外…めちすけが居た期間に2回、全米でニュースになるレベルの災害に
あいました。始めに言っておきますが、めちゃめちゃレアなケースです。
普段はとても穏やかで、冬の寒さは厳しいですがいいとこなんですから。
その2回の災害とは、
・2006年4月に起きた竜巻
・2008年6月に起きた洪水
です。今日は2006年4月の竜巻について、思い出してみます。
これ、運良く逃れられたんですが、居場所が悪ければ怪我くらいはしていたかもしれ
ません。
竜巻が起きた時は、
①地下室に入る
②地下室が無い場合は、バスルームに入る
というのがセオリーのようです。竜巻は、少々の建物なら根こそぎ引っぺがして行き
ますし、ガラス窓など一瞬で粉々にします。そういう、建物の破片から身を守るため、
なるべく外に向かう開口部の少ない地下室、もしくはバスルームに入る、ということ
なんでしょうね。
流体力学的に言えば、乱流境界層の遷移層・対数則域ではなく粘性底層に入れば良い
なんて言う人が居ますし、正しいとは思うんですが…それを実行に移す勇気はありません…
以下、その日のめちすけの時系列です。時間など、10年前のことなので不正確かもしれ
ません。
19:00頃
柔道の練習を終え、Cambusに乗って帰宅。帰宅途中、コーラルビル方面の空が、
異常に暗いのを見て何だろうなあと思っていた。実際その日は蒸暑くて、練習中も
汗だくになっていた。
19:30頃
帰宅してシャワーを浴びた後、異常な物音がするので外を見ると、ゴルフボールくらいの
雹が降っていた。ちなみに、1台目の愛車(VW New Beetle君)の天板は、これで凹んだ。
19:40頃
警報発令。サイレンが鳴り響いて、ただ事じゃないことに気付く。
TVをつけると、画面に真っ赤なWARNINGメッセージが出ていて、
・緊急避難命令の繰り返し
・現在の竜巻の位置、および進行方向の予測
をずっと流している。
19:45分頃
家の中だけど靴を履いて長袖長ズボンに着替え、最低限の避難準備をしてバスルーム
に入る。
20:00頃
警報は継続中だが、どうもめちすけが当時住んでいた辺りの地域は、竜巻針路から
外れたニュースを見る。
次の日…
この惨状を見て愕然とする。
奇跡的に、死傷者0.
F2スケール(竜巻の強さを表すスケール)の竜巻を含む、合計5つの竜巻が、
アイオワシティをちょうど斜めに横切るようにして横断。
運良くメインキャンパスは外れたが、教会・学生寮・住宅などを吹っ飛ばした。
めちすけの居た建物は、竜巻針路から50mくらいしか離れていないところにあって、
通常は晩の7時半くらいなら、まだ建物内に居るところでした。
その日は丁度柔道の練習があったので、帰宅していて難を逃れたわけです。
街を襲った竜巻は、遠目から見るとこんな感じだったみたいで…
これを見たときは、ドロシーちゃんとか、ブリキのロボットとか言ってる場合じゃねぇな
と思いました。一応の備えをと思って、簡易発電機付きのラジオとか買いに行ったし。
中西部の気候(特に春先から夏にかけて)の特性上、竜巻の起こる確率は、沿岸域より
も高いようです。
アイオワシティではちゃんと警報も鳴りますし、一応の予報も出ます。
なので、
・予報が出ているときは、一応の注意をする。
・警報が出たら、必ず屋内の窓の無い場所(地下室・バスルーム等)に避難。
・車の保険には、Hail coverageを付けておく。(Comprehensive optionなど)
ということを、肝に銘じて置いてください。
間違ってもめちすけの友達のように、自分のアパートから実況中継とかしないように!
そいつが送ってきた写真がコレですわ。。。
これは2005年11月に、Amesという場所で起こった竜巻なんですが、あろうことか
自分のアパートから実況中継とか称して、こんな写真を送ってきた。
It's coming, it's comingとか言ってる場合じゃねえし。
アメリカンて、こういうとこスゴイですよね。
意外や意外…めちすけが居た期間に2回、全米でニュースになるレベルの災害に
あいました。始めに言っておきますが、めちゃめちゃレアなケースです。
普段はとても穏やかで、冬の寒さは厳しいですがいいとこなんですから。
その2回の災害とは、
・2006年4月に起きた竜巻
・2008年6月に起きた洪水
です。今日は2006年4月の竜巻について、思い出してみます。
これ、運良く逃れられたんですが、居場所が悪ければ怪我くらいはしていたかもしれ
ません。
竜巻が起きた時は、
①地下室に入る
②地下室が無い場合は、バスルームに入る
というのがセオリーのようです。竜巻は、少々の建物なら根こそぎ引っぺがして行き
ますし、ガラス窓など一瞬で粉々にします。そういう、建物の破片から身を守るため、
なるべく外に向かう開口部の少ない地下室、もしくはバスルームに入る、ということ
なんでしょうね。
流体力学的に言えば、乱流境界層の遷移層・対数則域ではなく粘性底層に入れば良い
なんて言う人が居ますし、正しいとは思うんですが…それを実行に移す勇気はありません…
以下、その日のめちすけの時系列です。時間など、10年前のことなので不正確かもしれ
ません。
19:00頃
柔道の練習を終え、Cambusに乗って帰宅。帰宅途中、コーラルビル方面の空が、
異常に暗いのを見て何だろうなあと思っていた。実際その日は蒸暑くて、練習中も
汗だくになっていた。
19:30頃
帰宅してシャワーを浴びた後、異常な物音がするので外を見ると、ゴルフボールくらいの
雹が降っていた。ちなみに、1台目の愛車(VW New Beetle君)の天板は、これで凹んだ。
19:40頃
警報発令。サイレンが鳴り響いて、ただ事じゃないことに気付く。
TVをつけると、画面に真っ赤なWARNINGメッセージが出ていて、
・緊急避難命令の繰り返し
・現在の竜巻の位置、および進行方向の予測
をずっと流している。
19:45分頃
家の中だけど靴を履いて長袖長ズボンに着替え、最低限の避難準備をしてバスルーム
に入る。
20:00頃
警報は継続中だが、どうもめちすけが当時住んでいた辺りの地域は、竜巻針路から
外れたニュースを見る。
次の日…
この惨状を見て愕然とする。
奇跡的に、死傷者0.
(Daily Iowan 保存版より)
F2スケール(竜巻の強さを表すスケール)の竜巻を含む、合計5つの竜巻が、
アイオワシティをちょうど斜めに横切るようにして横断。
運良くメインキャンパスは外れたが、教会・学生寮・住宅などを吹っ飛ばした。
(Daily Iowan 保存版より)
めちすけの居た建物は、竜巻針路から50mくらいしか離れていないところにあって、
通常は晩の7時半くらいなら、まだ建物内に居るところでした。
その日は丁度柔道の練習があったので、帰宅していて難を逃れたわけです。
街を襲った竜巻は、遠目から見るとこんな感じだったみたいで…
これを見たときは、ドロシーちゃんとか、ブリキのロボットとか言ってる場合じゃねぇな
と思いました。一応の備えをと思って、簡易発電機付きのラジオとか買いに行ったし。
中西部の気候(特に春先から夏にかけて)の特性上、竜巻の起こる確率は、沿岸域より
も高いようです。
アイオワシティではちゃんと警報も鳴りますし、一応の予報も出ます。
なので、
・予報が出ているときは、一応の注意をする。
・警報が出たら、必ず屋内の窓の無い場所(地下室・バスルーム等)に避難。
・車の保険には、Hail coverageを付けておく。(Comprehensive optionなど)
ということを、肝に銘じて置いてください。
間違ってもめちすけの友達のように、自分のアパートから実況中継とかしないように!
そいつが送ってきた写真がコレですわ。。。
これは2005年11月に、Amesという場所で起こった竜巻なんですが、あろうことか
自分のアパートから実況中継とか称して、こんな写真を送ってきた。
It's coming, it's comingとか言ってる場合じゃねえし。
アメリカンて、こういうとこスゴイですよね。
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