2015年8月15日土曜日

TOEFLが最後ではない:English Proficiency Evaluationの存在

 TOEFL。大学院に入学する前もした後も、英語に苦労する人は少なからず居ると
思います。めちすけも、絵に描いたようなそんな人でした。
TOEFLの点数はギリギリでクリアしたものの、修士課程の1年半、英語の授業からは
逃れられませんでした。お陰で、"お前、engineeringじゃなくてlinguisticsの修士を取りに
来たんだろ"とかからかわれる始末。余計なお世話だわ!

アイオワ大学および大学院の、英語に関する入学基準(English Proficiency Requirement)は


に載っています。確か、めちすけが入った2年後あたりに基準が厳しくなった覚えがあります。
上記リンク先にも載っていますが、大学院の入学基準は、TOEFL IBTスコアで81必要です。

で、めでたく81点取ったらそれで終わりではなく、TOEFL IBTスコアで100取れていない人は、
"English Proficiency Evaluation"という学内テストを受けなければいけません。
TOEFL IBTスコアで100というのは、昔で言うところのTOEFL PBT(紙ベースのテスト)で600点
に相当します。普通に勉強して取るのは…難しいスコアかもしれません。
(でも、ちゃんと取って入ってくる人もたくさん居ます。めちすけは、ダメでした)

English Proficiency Evaluation(EPE)の具体的な内容は、

■ EPE

に詳しく載っています。どんな内容のテストなのか、何分間受けるのか、合格基準はどの
くらいなのか、いつ受けなければいけないのか等等。
EPEのスコア次第で(TOEFL IBTスコアで100ある人は、EPEは免除です)、

1) 英語のクラスを取る必要は無い
2) English as a Second Language (ESL)のクラスを取らなければいけない
3) アイオワ大学付属の英語学校でクラスを取らなければならず、かつ本来の専攻である
  専門課程の授業受講が制限される

のカテゴリーに分けられます。

頑張って1)のカテゴリーに入れば、"engineeringじゃなくてlinguisticsの修士を取りに来た"とか
言われずに済みます。理想的。
願い空しく2)のカテゴリーに入ってしまうと、ESLのクラスを所定の単位数取らなければいけ
ません。
3)は、申し訳ないですが論外。なんでTOEFLのスコアがクリア出来たか疑問のレベルです。
ここにカテゴライズされると、専門課程の授業が分からない(英語がって意味で)可能性が
あるので、ほんとやり直した方が良い。

めちすけは、2)でした。
取らなければいけない授業は、readingの授業を1つ、writingの授業を2つ、speakingの授業
を1つだったと思います。

いつ何を受けたかは忘れてしまいましたが、2003年秋に1つ、2004年春に1つ、2004年秋に
1つ、2005年春に1つで、合計4つ。2005年春に修士課程を修了したので、結局修士の間は
ずっと英語のクラスを受けていました。

大体、専門課程の授業を3つ~4つ受けていたので、それに英語のクラスが1つ加わると、
結構しんどかったのを覚えています。
そして正直ベースで言いますが、その英語のクラスが全くと言って良いほど、無意味だった
っていうね。。。

クラス自体はちゃんとした先生が教えてくれるし、きちんと受ければ意味のあるものです。
正直、TOEFLで疲弊していた&専門課程の授業でいっぱいいっぱい&TA・RAの仕事も
たくさんあったので、ESLのクラスに対するpriorityなんて、下の下でした。
readingなんて、和訳本をAmazonで買ってさっさと済ませていました。
まあ、専門課程の授業を受けている中でのよい息抜きにはなったんだけども。

ということで、TOEFL頑張るなら、IBTで100目指してEPEを避けるべく頑張って!
IBTで81くらいなら、まあ観念してESL受けて!
といった感じですかね。

ちなみに、仲の良かったIndian brothersは"なんだそれ"みたいな感じでした。
TOEFL余裕みたいだったし、羨ましい限りです。

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