2015年3月27日金曜日

Iowa Cityで病院などにかかる:Student healthの存在

 よく言われることですが,アメリカで病院に行く(というか医者に診てもらう)のは,意外と
敷居も高ければ手間もかかるし,お金もかかります.日本の間隔で,耳が痛ければ耳鼻科,
目がショボショボしたら眼科,膝を痛めたらスポーツ整形…という具合にはなりません.
これは,日本が世界に誇っていいシステムだと思います.
今日は,めちすけがアイオワ大学の"Student health"に世話になった時のことを,思い出して
みます.

"Student health"のことは,一応本やらネットやらを見て知ってはいました.
曰く,

- それなりに大きな総合大学で,医学部があるとこなら大体ある.
- 風邪引いた時なんかは,そこで診てもらえたりする.

まあ,その程度の知識しかありませんでした.
2003年に渡米した時は,予防接種も何もかも日本で済ませて行ったので,大学当局には
書類を提出して終わりでした.だから,Student healthには縁がなかった.

2003年秋,耳が痛くなりました.この症状,経験がある.大学生の時に罹った外耳炎.
薬局に行ってもどんな薬を買っていいか分からないし,痛みは増すし,授業にも集中
出来ない.

で,最初は近所の総合病院チックなとこに電話してみました.
この電話もクセモノで,Nursing departmentに繋がり色々とアドバイスを貰えるのですが,
当時苦手(そして耳を病んでいる状態!)な電話で苦労した揚句,心が折れました.
ナースさんは親切に対応してくれたんですが,救急診療はしてないんだよね的なことを
言われた覚えがあります.

なので,Student healthに駆け込むことにした.
当時からweb siteが充実していたので,予約(appointment)のページからとりあえず,予約を
取りました.
が,
なかなか返事が来ない.
後で分かったことですが,ホントに直ぐ診てもらいたい時は,webからのappointmentではなく
電話した方が良いです.電話でなら,こちらの状況もすぐ伝わりますし,空いていれば直ぐに
予約を入れてくれます.

アイオワ大学のStudent healthは,ここにあります.


大きな地図で見る

総合病院チックな建物ではなく入口も小さいんですが,中はとても広いです.
ほんと,日本の大学とかの医務室を想像していると驚く.まさに学生用病院です.
受付も電子カルテが完備されていて,学生証を持っていけば非常にスムーズに診療を
受けることが出来ます.

めちすけはここで,耳鼻科の先生に診てもらうことが出来,無事治りました.
面白かったのは,その先生自信たっぷりに

「1週間.この痛みは,1週間経てばきれいに収まるし,再診の必要も無いよ.
ちゃんと薬入れてね.(点耳薬)」

とのたまわれた.しかし,5日経っても6日経っても,痛みは一向に引かない.
これはまさか,1発目からヤブを引いたか俺?と思っていましたが,7日目の朝…
痛みが無い!ホント無いんです.昨日までがウソのよう.
あの時の先生,ヤブとか思ってごめん.名医だったよ!

ちなみに,薬はOld Capitol Mallの入口にあるCVS Pharmacyで貰いました.
(当時は,OSCO drugという名前でした)
その時に,処方箋(prescription)という言葉も初めて知った次第.
(ホントにTOEFLスコアをクリアしたとは,とても思えない…)
こんな適当っぽい店で,処方薬なんかくれるんかいと思いましたが,ちゃんと出てきました.

話がずれてしまいましたが,何を言いたいかというと

・アイオワ大学のStudent healthは,非常に親切で良く診てくれる.
・予約は,出来れば電話で.
・診察の時は,学生証と医療保険のカードを忘れずに!
・医療保険の申請(つまり,病院で払ったお金のバック)は,自分でやろう.
(これは,Student healthに限っては大学が代行してくれたかもしれませんが,詳しいことは
忘れてしまいました.要確認です.)
・処方箋は,町の薬局でちゃんと処理してくれる.

ってことです.病気しないに,越したことは有りません.
でも,もし罹ってしまっても心配しないで.
アイオワ大学のStudent healthは,とても頼りになりますから.

0 件のコメント:

コメントを投稿