2015年3月31日火曜日

Assistantshipを貰う:どんなものなのか?

 アイオワ大学 大学院の学費は,州立大学のくせに結構高いです.めちすけは,この大学以外
知らないのですが,他大学(州立)も似たようなもんで,私立なんかオーダーが違ったりします.
正直,Assistantshipを貰えていなければ,めちすけの留学は有り得ませんでした.

Assistantshipのことを書く前に,まず学費のことについて少しだけ説明します.
学費についての説明は,大学の公式ページも合わせて,ご覧下さい.
(上記公式ページ中,"Tuition and Fees"が学費を示しています)

学費を払う際,"Resident"と"Non-resident"の区分があります.
"Resident"は文字通り,Iowa州内に実家がある人.
(確か,ある一定期間居住していなければならないなど,"Resident"と認められるには
規定があったと思うのですが,良く覚えていません)
"Non-resident"は,州外から来ている人.

上記に紹介したページ内で,実際の学費金額を見てみると,"Resident"と"Non-resident"で
かなり学費に差があることが分かります.1学期に登録するクラス数によっても異なるのですが,
full time student(つまり,仕事等兼務していない the学生)の平均的な登録クラス数-10hr-で
見てみると,学部1年生の例で言えば

"Resident"      → $3,425.75
"Non-resident" →  $11,475.75
(2015年春学期)

となっています."Non-resident"は"Resident"に比べ約3倍強,高い学費を払う必要があります.
これが年間ではなく1学期.で,生活費等を合わせると,日本で言えば私立大学に行く程度の
お金が必要になってしまう.
留学生は,来たままのstatusだと当然"Non-resident"な訳ですから,高い学費なのです.

ところが!

Assistantshipを貰うことで,州外から来ている学生でも"Resident"扱いになります.
Assistantshipとは,大学で授業や研究を手伝うことによって,大学側から給与が貰える
仕組みです.めちすけの経験した限りでは,

- Teaching assistant (TA)
- Graduate research assistant (RA)

があります.TAは,授業の補佐をしてお給料を頂くのに対し,RAは研究の補佐をしてお給料を
頂きます.大学の学則上,貰えても最大,50% Assistantshipしか許されていません.
言い換えると,給与や待遇の面で,スタッフ職(100%)とは厳格に区別されています.
とはいえ大学側から給与が貰え,かつ学費区分も"Resident"扱いとなるため,相当に助かる
制度です.

しかし,誰でもTA・RAになれるわけではありません.TAになるには,そのための試験を受ける
必要があります(別の機会に書きます)し,RAになるには,そもそもそのポジションについて
募集がかかっていないといけません.
その募集に関しては,

Graduate Assistantship (大学公式ページ)

に,その学期の募集が出ています.

めちすけは幸運なことに,最初からRAのポジションが用意されていました.
…と言っても,特別優秀だったとか,そういうのは全くありません.
所属する研究室の教授が,まとまった予算(grant)を取った.
その研究室は,超優秀な準教授やポスドクが集まっていて,雑務をさせる人間が居なかった.
そこにノコノコ,めちすけが現れたわけです.

以前の記事にも書きましたが,

教授:"Why don't you come to Iowa?"
めちすけ:(意味も大して分からず) "ワハハ イエースイエース!"

ね.
鴨がネギとスープ背負ってきたようなもんでしょ.

後になって分かりましたが,こういうケースは稀…だそうです.いろんな意味で.
次回は,TA・RAについてもう少し詳しく述べていきます.

2015年3月28日土曜日

Iowa Cityで病院などにかかる:予防接種・カイロプラクティック・市販薬

 豆知識…と呼べるかどうか分かりませんが、今日は以下のことについてです。

1.インフルエンザの予防接種
2.カイロプラクティック
3.市販薬のこと

ここで一応注意です。
特にカイロプラクティックですが、様々な意見を持つ方がいらっしゃると思います。
効く・効かないにも個人差があると思います。ですので、当該記事についてはあくまでも
管理人個人の意見であることにご注意下さい。

1.インフルエンザの予防接種

日本と同じで10月後半くらいから、学校側から"今年も流行るから、予防接種受けて!"
というお知らせメールが届きます。予防接種は、"flu-shot"と呼ばれます。
結構流行る年もありましたから、手軽に受けられる予防接種は受けた方が良いと思います。
具体的には、

flu-shot:普通に打つ注射
flu-mist:注射ではなく、鼻に入れる点鼻薬みたいな形式。flu-shotより値段が高い。

の2つが選べます。flu-shotの方で、20ドルくらいだったかな。
接種を受ける場所は、病院やStudent healthである必要は無く、場所が指定されます。
"何月何日はXXX buildingで、何時から何時までやってます"のような感じです。
めちすけの時は、Iowa Memorial Union (IMU)が多かった記憶があります。

接種を受ける時は結構楽しいです。というのは、打ってくれる人はプロのナースさん
なんですが、そのお手伝いをしているのは確実に学生です。で、ナースウェアなのよ!
もうそれだけで嬉しくて、"僕、痛いのダメッス♥ "とかウソぶっこいて、相手してもらって
ました。アホかと。

2.カイロプラクティック

実はアイオワは、カイロプラクティック発祥(?)の地です。
Iowa CityからI-80に乗って東へ進むこと約1時間。Davenportという街があります。
そこにPalmer College of Chiropracticという大学があり、付属の診療施設で診察および
施術を受けることが出来ます。
Iowa Cityにもここを卒業して開業している先生が何人もいるんですが、めちすけの
怪我を何回も、そして確実に治してくれた先生が、Coralvilleに開業されている
Daniel Wickenkamp先生です。


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一見、普通の家なんですが家の中に、きれいな診察室があります。
診察は完全予約制で、専門用語を極力使わず丁寧に診てくれます。
施術も本当に丁寧で、ボキボキ言わせるタイプではありません。
そして確実に痛みを取ってくれ、再発を防ぐよう指導してくれます。

先生はヨガにも造詣が深く、また人間的にも本当に良い方で信頼しています。
めちすけが所属していた柔道チームのメンバーも、良く通っていました。
今でも、機会があれば先生の施術を受けたいと思っています。

3.市販薬

WalgreenやCVS Pharmacyで買える市販薬で、お世話になったものを以下に紹介
しておきます。

- Advil:痛み止めです。急な偏頭痛や、当時たまに悩まされていた背中の痛みが
出たときに、服用していました。胃が荒れます。口内炎がね…

- NyQuil:風邪薬です。超眠くなりますが、自分にはよく効きました。が、胃が荒れます。

- Claritin:花粉症の薬です。Student healthに通って薬を貰っていたのですが、その薬
が眠くなるやつで、仕事に支障を来たしていました。その時、友達に教えてもらったのが
この薬です。眠くならない("Non-drowsy"と言います)し、1日1回で結構効いたので重宝
していました。

他の薬もあった気がしますが、それは何か思い出した際にでもまた書きます。
実際、風邪を引いた時などあまり薬に頼ったことはありませんでした。
にんにく・葱・玉葱をたっぷり食べて、酒を軽く飲んでひたすら寝る。
大体これで無理やり治していました。

2015年3月27日金曜日

Iowa Cityで病院などにかかる:Student healthの存在

 よく言われることですが,アメリカで病院に行く(というか医者に診てもらう)のは,意外と
敷居も高ければ手間もかかるし,お金もかかります.日本の間隔で,耳が痛ければ耳鼻科,
目がショボショボしたら眼科,膝を痛めたらスポーツ整形…という具合にはなりません.
これは,日本が世界に誇っていいシステムだと思います.
今日は,めちすけがアイオワ大学の"Student health"に世話になった時のことを,思い出して
みます.

"Student health"のことは,一応本やらネットやらを見て知ってはいました.
曰く,

- それなりに大きな総合大学で,医学部があるとこなら大体ある.
- 風邪引いた時なんかは,そこで診てもらえたりする.

まあ,その程度の知識しかありませんでした.
2003年に渡米した時は,予防接種も何もかも日本で済ませて行ったので,大学当局には
書類を提出して終わりでした.だから,Student healthには縁がなかった.

2003年秋,耳が痛くなりました.この症状,経験がある.大学生の時に罹った外耳炎.
薬局に行ってもどんな薬を買っていいか分からないし,痛みは増すし,授業にも集中
出来ない.

で,最初は近所の総合病院チックなとこに電話してみました.
この電話もクセモノで,Nursing departmentに繋がり色々とアドバイスを貰えるのですが,
当時苦手(そして耳を病んでいる状態!)な電話で苦労した揚句,心が折れました.
ナースさんは親切に対応してくれたんですが,救急診療はしてないんだよね的なことを
言われた覚えがあります.

なので,Student healthに駆け込むことにした.
当時からweb siteが充実していたので,予約(appointment)のページからとりあえず,予約を
取りました.
が,
なかなか返事が来ない.
後で分かったことですが,ホントに直ぐ診てもらいたい時は,webからのappointmentではなく
電話した方が良いです.電話でなら,こちらの状況もすぐ伝わりますし,空いていれば直ぐに
予約を入れてくれます.

アイオワ大学のStudent healthは,ここにあります.


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総合病院チックな建物ではなく入口も小さいんですが,中はとても広いです.
ほんと,日本の大学とかの医務室を想像していると驚く.まさに学生用病院です.
受付も電子カルテが完備されていて,学生証を持っていけば非常にスムーズに診療を
受けることが出来ます.

めちすけはここで,耳鼻科の先生に診てもらうことが出来,無事治りました.
面白かったのは,その先生自信たっぷりに

「1週間.この痛みは,1週間経てばきれいに収まるし,再診の必要も無いよ.
ちゃんと薬入れてね.(点耳薬)」

とのたまわれた.しかし,5日経っても6日経っても,痛みは一向に引かない.
これはまさか,1発目からヤブを引いたか俺?と思っていましたが,7日目の朝…
痛みが無い!ホント無いんです.昨日までがウソのよう.
あの時の先生,ヤブとか思ってごめん.名医だったよ!

ちなみに,薬はOld Capitol Mallの入口にあるCVS Pharmacyで貰いました.
(当時は,OSCO drugという名前でした)
その時に,処方箋(prescription)という言葉も初めて知った次第.
(ホントにTOEFLスコアをクリアしたとは,とても思えない…)
こんな適当っぽい店で,処方薬なんかくれるんかいと思いましたが,ちゃんと出てきました.

話がずれてしまいましたが,何を言いたいかというと

・アイオワ大学のStudent healthは,非常に親切で良く診てくれる.
・予約は,出来れば電話で.
・診察の時は,学生証と医療保険のカードを忘れずに!
・医療保険の申請(つまり,病院で払ったお金のバック)は,自分でやろう.
(これは,Student healthに限っては大学が代行してくれたかもしれませんが,詳しいことは
忘れてしまいました.要確認です.)
・処方箋は,町の薬局でちゃんと処理してくれる.

ってことです.病気しないに,越したことは有りません.
でも,もし罹ってしまっても心配しないで.
アイオワ大学のStudent healthは,とても頼りになりますから.

2015年3月16日月曜日

Iowa Cityで病院などにかかる:最低限必要なこと

 留学中,病気はしないに越したことはありません.世帯で行っている方は,病気や
怪我をしても家族の支えがありますから,何とか回復に漕ぎつけられそうです.
しかし,学生かつ単身で行っている身では,なかなかそういかないケースもあります.
ルームメイトが居れば頼ることも出来ますが,一人暮らしなど特につらい.

留学生は,アイオワ大学で授業を受け始めるにあたって,予防接種を受けてくる
ことが義務付けられています.その証明がないと,授業の登録をすることが出来ません.
詳しくは,

UI Student Health -International-

のページを見てみて下さい.(これ,相当大事です.)
日本で言うところの,法定伝染病に対して,予防接種を受けている証明を学校側に
提出する必要があります.
めちすけが行った時は,日本で母子手帳など探して,それを掛かり付けのお医者さんに
英訳してもらい,サインを貰った覚えがあります.
アイオワ大学側が用意した,所定の様式なども今はあるかもしれません.

確か,修士を終わって博士課程に入る時も,形式上求められたような気がします.
で,
その時の血液検査で,麻疹の免疫が消えている結果が出ました!
このままでは,授業を受けることが出来ない.
なので,齢25歳にして三種混合ワクチンを受ける羽目になった覚えがあります.

昨今話題になっている国民皆保険制度ですが,アメリカもそうなりつつある流れですが,
政権が変わるとどうなるか分かりません.
なので,きちんと医療保険に入っておくことを強くお勧めします.
入る医療保険は,海外旅行傷害保険なのか,アイオワ大学側が勧めるものなのか,
めちすけには判断できる程の知識がありません.(理由は後述)

しかし,アイオワ大学側は,アメリカ本土に会社/支社があるものを推奨しています.
公式文書

めちすけがこれを気にせずに済んだ理由は,留学当初からGraduate Research Assistant
の身分で,一応大学側から給料を支払われていたからです.
給料から毎月,医療保険分が天引きされていたのです.なので,海外旅行傷害保険に
加入する必要もありませんでしたし,治療を受けた時も莫大なお金を払わずに済みました.

大学側が公式に勧めている保険は,

SHIP:学部生向け
UI Gradcare:大学院生で,アイオワ大学に雇用されている人向け

がありまして,めちすけは上記の後者に入っていました.
機会がある時にまた述べますが,思いつく限りでは,めちすけは以下のような怪我等を
してUI Gradcareのお世話になりました.
コンタクトスポーツ(柔道)をしていた割には,少ない方かもしれませんが…

2003年:
- 外耳炎!痛くてしょうがなかった... UI Student healthに行って事なきを得た.

2005年:
- 練習中に歯が折れたので,歯科に行って治してもらった.

2006年:
- 膝の内側靭帯損傷.MRIを撮ったので,保険を使わないと莫大な金額になるとこでした.
- 試合中の脳震盪で,ERに運ばれた.たぶんこれが1番やばかった(金銭的に!)はず
ですが,保険のおかげで事無きを得た.

2008年:
- 歯の治療again.詰め物が取れたり,歯石クリーニングの必要があったり.

あと数回,何かあった気がしますが忘れてしまいました.
ほんと,アメリカの医療は高いです.
下手したら,歯をちょろっと治しただけで何十万も払わなければいけない.
レントゲン1枚撮っても数万かかります.

なので,医療保険はしっかりしたものに入って,そこにはお金を惜しまないでください.

2015年3月15日日曜日

Shall we dance in Iowa City?

 その土地の文化に触れるのは、留学の醍醐味です。
若い衆が行くナイトクラブはIowa Cityにもたくさんあって、逆に言えば冬なんかはそこくらい
しか楽しみが無いんですが、今回ご紹介するのはナイトクラブ…ではなく、ダンスフロアです。
イメージは、マジでこんな感じ。


SNF!
ミラーボール&板張りで良い感じにニス?ワックス?が入ったダンスフロアを、初めて
目にしました。まさにカルチャーショックです。
その名前は"Dance★Mor"。名前に"★"が入ってるなんて,つのだ★ひろ以外に見た
ことないよね!この時点でwkwkします.

それは,Swisherという、おそらく人口1000人居るか居ないかの町にあります。
行き方は


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I-380を途中で降りたらすぐそこです。
カバーチャージは、確か$5位だったと思いますが、日によって違うかもしれません。

入ったら、キャッシュオンデリバリーのスタイルなので、自分の好きなお酒を買って、
ボックス席に座って飲むもよし、フロアに出てトラボルタになるもよし。
Iowa City内にあるナイトクラブのような、ナンパ目的の輩は居りません。
文化が違うせいか、子供の姿(勿論両親に連れられている)も良く見かけました。

どんだけ平和かって言うと、街のおばあちゃん(齢80歳くらい?)が"若い衆には負けぬ"
的な感じでおどっていたり、チークタイムにはおじいちゃん&おばあちゃんのカップルが
優雅にステップを踏んでいたりする感じです。
昔は、SNFのトニーとステファニーみたいだっただろうね!

ここで特徴的なダンスは、カウボーイスタイルの格好をした若い衆が、列や輪になって
踊るカントリーダンスです。ステップを覚えてしまえば、なかなかに楽しい。
Iowa Cityの煩いナイトクラブもよいですが、古き良きダンスフロアも、良いもんですよ。
是非行ってみてください。

めちすけが10代の頃、DDR (Dance Dance Revolution)が流行りに流行りまして…
あれでそこそこ踊れていたので、Dance Morでもイケルだろうと思っていたんですが、
全く話になりませんでした。だって、DDRはゲームだもの!

Iowa City近郊の、ちょっと楽しい場所:West/East 30

 タイトルには、"ちょっと楽しい"なんて書いてしまいましたが、今日ご紹介する
のは、ある特定のspotではなく、単なるHighway(道!)です。

なんでこの道が好きかというと

・一直線!
・Interstate (高速道路)ではないため、車が少ないしブンブン飛ばさない
・レトロなカフェ、ジャンクヤード(中古車の部品を売っているところ)がある
・右見ても左見ても、コーン畑か川か。
・Amesまで近いし分かりやすい。

ほんと、古き良きアメリカを感じられる道なんです。
Route 66もいいけど、West/East 30もなかなか良いですよ。

Amesとは、Iowa Cityから西に車で2時間ほど走った町で、Iowa State University
(アイオワ州立大学-ISU)があるところです。
まあ何かにつけ、我がアイオワ大学と張り合う仲なんですが、農業系等非常に
優秀な大学で、李登輝前総統も留学なさっていた学校です。
めちすけが所属していたアイオワ大学柔道チームと、ISUの柔道チームは仲が良く、
たまに合同練習、出稽古などを通じて交流していました。
その関係で、Iowa City-Ames間を幾度となく往復していたゆえに、この記事を書こう
と思ったわけです。

Iowa Cityを出発して、East 30に入るのは以下のようなルートです。


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まず、Eastern Iowa Airportに行く道(I-380)をCeder Rapids方面に向かって進みます。

次に、218号線に入るために左折するんですが、目印となるのは"Archer Daniels Midland"
の大きなプラントです。実際にこのプラントを見た友達は、"Final Fantasyのどっかの
ステージみたい"とのこと。また、このプラントの横を通過する時は、何かを加工している
臭いがきつくて臭いので、夏でも車の窓を閉めることをお勧めします。

218号線を道なりに進むと、道路標示が変わってEast 30になります。これで終わり。

さあ!あとはthe Iowanなドライブを楽しんでください。(speed注意!)
ただ、事前に給油だけは忘れずに。暫く行かないと、ガソリンスタンドが出てきません。
こんな感じです。



この写真だけ見れば、なんとヒマなドライブかと感じられるかもしれません。
正しいです。
ヒマです。
だが、このルート上にあるカフェやガソリンスタンド、景色、ジャンクヤードなどに
立ち寄ってみてください。Iowanの日常生活が垣間見えるはずです。

めちすけがIowaを去る直前、Amesに最後の出稽古に行きました。ISUの連中と
記念写真を撮って、また必ず会おうと約束し、帰り道に撮った写真が上の2枚です。
ただ、帰り道ヒマすぎて、確か友達にずーと電話していました。
その友達ってのが、現在の妻です。
人生、どう転ぶか分からんもんですな!

2015年3月8日日曜日

Iowa City近郊の、ちょっと楽しい場所:Tanger Outlets

 アメリカで買い物をする時、複合商業施設であるモールを利用するのは、とても
効率が良くてめちすけは好きでした。なんせ、服からスポーツ用品から映画から
ご飯から、全部そこで済んでしまうからね!勿論、いつもいつもモールというのは飽きる
のですが、効率よく用事を済ませたい・買い物したい時には本当に便利です。

Iowa Cityに居られる日本人(…というイメージが、何故かあります)が、ちょっと遠出して
買い物しようとする場合は、デモインのJordan creek mallに行くか、頑張ってシカゴまで
行くかなんですが、実は30分くらいでチョロっと行けるアウトレットがあります。

Tanger outlets (Williamsburg outletでも通じますけど。)


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シカゴのデカイのや、ミネソタのMall of America、ニュージャージーのWoodburyに
比べると、ほんとに小さいモールなんですが、なかなかの品質の服・靴等が、手軽な
値段で買うことが出来ます。Iowa Cityから大体30分程度なので、ちょっとそこまで的な
感覚で行くことが出来ます。

個人的に嬉しかったのは、

・Nikeストアで靴が安く買えたこと。
・アウトドアブランドが豊富で、Timberlandなど結構安い。
・Calvin Kleinの店が結構大きく、自分の体型に合った服が安く買えた。
日本に帰国した2日後が入社式だったので、スーツのオーダーが間に合わず、ここで
既製品を買ったけど結構安かった。
・Hilfigerの店も、Calvin Klein同様。
・化粧品をまとめて扱う店に、Originsの製品が入っていた。石鹸、洗顔フォーム等を買う
のに重宝した。ネットで買うより結構安い。

といったことが、記憶に残っています。
ThanksgivingのBlack Fridayショッピングにも、1回だけ参戦したしね…

どこのアウトレットでもそうなのかもしれませんが、日によっては品揃えがクソな時があり
ます。良いものが手に入るかどうかは、運次第な部分は確かにありました。
あと、

・キッチン用品が非常に豊富
・日本に帰省・帰国する際のお土産を仕入れる際、土地のものを含め結構重宝

といったコメントもよく聞きました。確かにその通りだと思います。
時間がある方は、是非訪れてみてください。I-80をIowa Cityからデモイン方面方面に
進むと、右手に自然と見えてきますから。

Iowa City近郊の、ちょっと楽しい場所:Amana/Kalona

 学期が始まれば、なかなかに忙しい日々なのですが、車があれば気晴らしに
出られる場所があります。大体、片道30分-1時間で行ける場所ですので、
是非試してみてください。

1.Amana Colonies


旧ドイツ系移民の方々が作られた街だそうで、アーミッシュ(電気等を使わない、
伝統を守る生き方をしている)の方々も居られる街です。
ここでお勧めなのは、

・肉料理:アメリカンなステーキというよりは、ドイツっぽい肉料理を食べることが
出来ます。美味しい!

・ワイナリー:飲みやすいワインが、ミニボトルからフルボトルまで豊富に揃っています。
めちすけが気に入っていたのは、"dandelion wine"。タンポポワインなんですが、別に
華臭くも草臭くもなく、非常に飲みやすくて素晴らしい。
初めてこのワインに出会ったのは2003年で、渡米直後でした。ワイナリーの店員さん
に試飲させてもらって、

め:"これ、何のワインですか?"
店員さん:"dandelionです"
め:"ダンデ…何?"
店員さん:"dandelion" 
め:"聞いたこと無いですね"
店員さん:"dandelion、知らないの?!?!"

タンポポという単語を知らずに、店員さんに延々説明してもらったことを覚えています。
でも、嫌な顔ひとつせずに説明してくれました。"春にさ、咲くじゃん!白いフワフワ飛ばす
アレよ"とか。ありがとう、店員さん!

・肉・乳製品:ドイツ文化が根付いているだけあって、ハム・チーズ・ベーコン、蜂蜜、
ジャムなどが美味しいんです。ぼちぼちの値段しますが、買う価値はあります。
特にベーコンは、それだけでオカズになるレベル。Pepper風味がお勧めで、NewPIにも
売っています。親友のレスラーがハマって、"是が非でも日本に持って帰る"と御執心
だったほど。

・手工業製品:手作りの家具(これはバカ高く、良い値段します!)、編み物などの
factoryがあって、直売所が併設してあります。そういうの好きな人には、たまらないかも。

10月に行くと、ハロウィンに備えてカボチャをくり抜くイベントがあったり、収穫祭チックな
デコレーションになっていたりして、楽しいです。冬行っても、メシが美味い以外は見所が
ありません。春は良いね!夏は暑いね!

2.Kalona


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ここは、かなり戒律を厳しく守るアーミッシュの方々が住んでいます。
Amanaの方がゆるくて、一般受けするイメージ。
Kalonaも、Amanaと同じく乳製品・ジャム・蜂蜜が有名です。
Amanaよりもホントに小さい街で、あまり見所もなさそうだったので、めちすけは
1回行っただけでスルーしていました。でも、実際そこの家にstayした友達曰く、
なかなか面白い場所だそうです。じっくりみてみても、良いのではないでしょうか。
個人的には街よりも、Iowa Cityからそこに行くまでの道が好きでした。
音楽を爆音でかけながら、車を飛ばしたものです。

TOEFL練習&本番

センター試験やTOEICなどと同じく、TOEFLの本番試験に慣れるには、本番試験形式の
対策本を繰り返し練習するしかありません。実際の試験そのものを受けるのも良いんで
しょうけど、受験料もバカにならないので…

本番形式の対策本は、日本語のもの・英語のものがあります。めちすけの頃は、まだ
Amazonが出始めの頃だったので、英語版の対策本(つまり洋書)を手に入れるには限り
がありました。難波駅のジュンク堂・梅田の紀伊国屋辺りを彷徨って、対策本を見繕った
記憶があります。

TOEFL対策本は、まず慣れるために日本語版をやるのが良いと思います。
でも、1冊だけで良いでしょう。中でも、ETS(TOEFLを管轄している会社)の公認ガイドは、
必要最低限かつ最も正確な情報を得ることが出来るのでお勧めです。

・ETS公認ガイドTOEFL iBT CD‐ROM版 (Education Testing Service)
これを一通りやり終われば、英語版に移行して良いと思います。
英語版は良し悪しの判断が難しいですが、

・BARRON's TOEFL iBT
などの評判が高いようです。

上記の本の使い方ですが、間違った部分をマークしておいて、記憶する&何回も解き直す
という、他の参考書と同じ使い方で良いと思います。ただ、1冊数千円する参考書なので、
多くても異なる種類の参考書を2冊程度やれば十分だと思います。

傾向が異なる問題を解くためには、何冊もやる必要があるんじゃないか?と思われるかも
しれません。確かにその通りなんですが、自分でそうするには限界があります。語学学校や
対策教室に通えば、確かにそういうサービスが受けられますし、非常に有効だと思います。

唯一、自分ではどうしようも出来なく、他者の手を借りた方が良い分野は、英作文。
TOEFLの英作文はなかなか長文で、文法は勿論のこと、文章の構成力も採点対象になり
ます。問題集の英作文を解いて、解答と自分の答えを照らし合わせたとしても、いったい
自分の書いた文章が何点程度の点数なのかは、他者に添削してもらわないと分からない
ものです。めちすけは運が良く、大学の指導教官・家族にそういうスキルを持った人間が
居ましたので、その方々に添削をお願いしていました。

本番はもう、申し込みをして、当日会場に行って試験を受けるだけです。
最近は、受けられる会場って増えてるんでしょうか。
めちすけの時代は、東京・大阪が普通に受けられる会場で、時々福岡&名古屋?とか、
そういう時代でした。試しに今調べてみたら、


便利な時代になったものです。
日本全国に、受けられる場所が出来てるんですな。
中津テストセンター、懐かしいです。
御堂筋線で、なかもずから中津まで行って、駅降りて直ぐの会場で試験を受けてましたね…