2015年1月25日日曜日

車の保険について

 運転免許も取得、車も購入、あとはアメリカの車社会に馴染んでいくだけなんですが、
その前に必ずやっておかなければいけないことがあります。
それは、保険への加入です。保険に加入しないまま車を使うのは法律違反ですし、
万が一その状態で事故を起こすと、莫大な賠償金(冗談でなく数億円単位など)を払う
可能性があります。

車の運転は、海外旅行傷害保険でも扱っていないことがありますので、現地に住んで
車を所有するならば、必ず車の保険に入ることをお勧めします。
保険のおもなオプションで、めちすけが当時入ってた、若しくは入っていたほうが良かった
と今思うものは、以下の通りです。
以下の定義は、あくまでも私の解釈に基づきます。
あながち間違ってもいないと思いますが、正確を期すためには、それぞれの保険会社で
確認したほうが良いと思います。

・Liability
→自賠責保険のようなもので、自分の怪我・車の修理等に保険は出ないけど、相手の
怪我・車の修理等には保険が出ますよ、というもの。これは必須(というか、入っていない
と法律違反)です。

・Medical
→医療保障です。交通事故で、自分が怪我をした際にも保険が出るものです。

・Uninsured/underinsured bodily injury
→もし事故にあった場合、相手が保険を持っていない/あるいは保険を持っているが
その補償額が低い場合、こちらの治療・修理等にかかったお金に保険が出ます。
車の保険にお金を使いたくない人は、保険を掛けていても、その補償額が少ない場合が
あり、また法律違反を知っていながら保険に入っていないことが、少なからずあります。
そういった人間に事故を起こされると、必要以上に迷惑ですので、安心のためこの
オプションを付けていました。

・Collision
→交通事故に起因する、車両修理を補償するものです。Medical同様、大事だと思います。

・Comprehensive
→交通事故以外に起因する、車両修理を補償するものです。
これは甘く見ていたんですが、Iowa Cityでは意外と重要だったことが分かりました。
1つ目は、Iowaを含む中西部は竜巻およびそれに付随する雹(hail)被害が少なくないこと。
hailは、結構大きなものが降ると車の屋根やボンネットを凹ませ、板金に持ってかないと
いけないこともあります。板金費用もバカにならないので、そういう時にこれを使います。
2つ目は、Iowa Cityが意外と洪水(flood)に弱いこと。
めちすけが居た期間にもfloodが起こり、2008年にはIowa Riverが大氾濫。職場からも
自宅からも避難命令が出て、1ヶ月くらい家に帰れなかったことがあります。

当然、車も水に浸かった…と思いきや、色々と幸運が重なって(これは別の機会に…)、
愛車は被害を逃れました。ただ、保険会社からは"大丈夫か!?"という連絡が直ぐに
入って、なかなか迅速な対応じゃないかと、その会社をご贔屓にした経験があります。

・Roadside assistance
→日本のJAF的なサービスと思えば良いでしょう。ただ、そのJAF的なものはアメリカにも
あります(AAA:トリプルエー)し、邦人向けサービスもあります(Premio Carlife Support)。
特に必要ないんじゃないかと思いました。

めちすけが、留学中使っていた保険会社は、以下の2つです。
最初State Farmにしていましたが、Progressiveの方が安いし対応も良いので、Progressive
に変えました。どちらも、ネット上で申し込みが出来て大変便利です。

Progressive
StateFarm

ほんと、車を買ったその日にでも、保険に入っておくことを強くお勧めします。
友達の女の子は、免許取った次の日に、アクセルとブレーキを踏み間違え、
アパートの駐車場の壁に突撃するというマンガの様な事故をやりました。
保険に入っていなかったので、壊れたバンパーをそのままにして走っていましたが、
怪我が無くて何よりだったと思っています。

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