2015年10月31日土曜日

冬場に向けた車の整備など①:何に注意する?

 早ければ,Iowa Cityには11月後半くらいから雪が降り始める年もあります.
12月-3月は間違いなく雪の日が多いし,めちすけがいたときには1回,5月に雪が
降ったことがあります.まあ,例外中の例外でしょうけど.

雪が降っても,日常生活に車は必須です.なので,車への雪対策・寒さ対策は
早めにやっておくのが良いと思いますので,今回はそこを思い出してみます.
どの辺りに注意していたか,ということを中心にしてみました.

■ バッテリーが上がることに注意!

あまりに寒いと,車のバッテリーが上がることがあります.その理由は,例えばここ
とかに書いてあります.対策は,

・バッテリー外部を保温カバーで覆う(気休め程度ですが…)
・バッテリーチェックを受け,ヘタりかけていれば,新しいのに交換しておく.
・上がってしまった場合,他の車から電気を貰ってエンジンをかけなければ
いけないので(jump startと言います),そのためのケーブル(下図)を買っておく.
jump cableって呼んでました.中古車の流通が多いアメリカでは,これはかなり
使いますので,買っておいた方が良い.ウォルマートで10ドルしないんじゃないかな.


■ タイヤに注意!

スタッドレスに履かせ変えればいいんでしょうけど,その置き場所に困ったり
します.最近では,All-season tiresとかが出ているので,それを履かせるのも
良いと思います.新品を買う余裕のある人はそれがbestですが,中古のが流通
してたりするので,それでもいいんじゃないでしょうか.

あとは,タイヤチェーンを常備しておくとか.
チェーンの履かせ方なんて,教習所で習ったきりなので難しいかもしれません.
ジャッキアップの方法と合わせて,雪降ってない時に復習しておくとかね.

アイオワのアメリカ人は,高校生くらいでも自分で,上手にチェーン履かせます.
私は,同じラボのギリシャの友達に習いました.
「お前,父さんとかに教わらんかったんか?!」と言われながら.
ありがとうAlex!今でもロンドンに出張する度に,連絡する仲です.

■ クーラントの濃度に注意!

エンジンを冷却させるためのクーラントですが,アイオワはあまりに寒い(-20℃
とか,普通にいきます)ので,クーラントの量・濃度に注意しておいた方が良いです.
自分は経験したこと無いですが,クーラントが凍ったり流れが悪くなったりするので,
寒さ対策としては,クーラントの濃度を上げたりします.
お店でやってもらった方が良いと思います.

■ 鍵穴が凍るのに注意!

ここにも書きましたが,私が乗っていたのは1998年製のVW Golf IIIでした.
この車は,最近の車みたいにリモコン施錠・解錠じゃなかった.
鍵穴にキーを差し込もうとしたところ,鍵穴内部が凍ってしまって,キーが入らない.
これには参りました...

対策としては,KURE 556とか潤滑油を鍵穴に入れておくこと.そうすれば凍りにくい.
最近の車は,大体がリモコン施錠・解錠だと思うので,杞憂かもしれませんが.

■ 人が居ない場所でのエンストに注意!

毎年何人か,これで凍死するそうです.
確かに,I-80のネブラスカ周辺とかやばそうです.
なので,少なくとも寝袋1個くらいは,トランクに積んでおいた方が良いようです.

■ 融雪剤でマフラーが錆びるのに注意!

雪が降ったり道が凍ったりすると,道に融雪剤が撒かれます.
こいつを,マフラーとかにくっつけたままにしておくと,錆びます.
なので,1ヶ月に1回くらいは車を洗ってあげてください.特に車の下.

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