2015年2月11日水曜日

留学前の英語の準備 -2-

 前回に引き続き、今回はTOEFLで合格ボーダーラインを超えるための基礎力を
養うに資する(と、めちすけは考えている。。。)参考書のうち、読解およびリスニングに
ついて述べてみます。

読解:基礎英語長文問題精講 (旺文社)、英語長文問題精講 (旺文社)

→読解が苦手な方は、"基礎英語長文…"の方から、ある程度自信がある方は、
"英語長文…"をやれば良いと思います。目安ですが、大体1ヶ月かけて"基礎英語長文…"
を終わらせてみて下さい。当然、分からない単語やイディオムがあるはずですが、
既に前回述べたとおり、単語は"速読英単語"に、イディオムは"即戦ゼミ"を繰り返し
やることにして、ここで分からなかった単語・イディオムは、チェックだけしていれば
良いです。

長文を読む際は、主語はどこなのか、関係代名詞で囲われた文節はどこかを、例えば
カッコで囲んでチェックしながら読むことを心がけてみてください。
この習慣は、カッコで囲まなくても文の意味が分かるようになるまで、存分にやってください。

ただTOEFLはPC上で受けるので、実際は上記のような読み方は出来なくなります。
論文や教科書、契約書等も、そうやって読むわけでは無くなってくるしね…
なので、慣れてしまったならば、ペンも何も持たずに読んでみてください。
大学受験だからってバカにしないで、問題も是非解いてください。
問題が解ける=長文の意味が分かっているということなので、自分の理解度を試す
チェックになります。



リスニング:基礎英語1-3(NHK)、速読英単語上級編付属CD(Z会出版社)

→英語(というか、殆どの語学)は耳から…というのは、めちすけの持論でもあります。
めちすけは、リスニングに関しては高校の英語の教科書と、上記に書いたものしか
やりませんでした。それだけ繰り返し&継続してやれば、結構なレベルで聞けるように
なります。(でもどうせ、大学院の授業始まったら、そんなレベルじゃありませんが…)

基礎英語に関しては、毎日15分、継続して聞くことです。そして、聞くだけでなく話すこと。
話すというのは、

- お手本の後に続いて、声に出して読む
- お手本と同期して、声に出して読む(いわゆる、shadowingというやつです)

を指します。よく、"聞き流すだけでアラ不思議!英語が超分かるようになりました"等の
広告を目にしますが、個人的な意見ではありますが、あれはマヤカシだと思います。
そんな、都合の良い話ないわ。
1000人に1人くらいは、そういう才能を開花させちゃう人もいるかもしれませんが、普通の
人は、英語をBGMに聞き流すだけじゃ、聞ける(=内容を分かる)ようにもならなければ、
話せるようにも絶対ならない。

基礎英語3まで終わったら、速読英単語上級編CDに移行し、同様のことを行ってみて
下さい。速読英単語は、語彙力の強化でも使っている教材ですので、馴染みがあるはず
です。ほんと、色んな教材に浮気するのは良くない。これ!と決めた良質な教材に絞り、
繰り返し繰り返しやることが大切です。

声に出して読むと同時に、文字に書き留められるようにするdictationという練習も、
同様に大切ですし必ず行って頂きたいことです。
長い文章でこれをやるのはしんどいので、基礎英語3レベルまでdictation出来るように
なれば十分だと思います。

dictationは、留学した後、授業中にメモを取る時の練習になります。
板書も写さなきゃいけない、内容も聞かなきゃいけない、メモもとらなきゃいけない。
その練習です。ICレコーダー使えば良いじゃないかという意見もありますが、1日何コマ
もある授業を、週5日全部レコードして、君はそれを全部聞き直すのかい?と聞きたい。
そんなこと、やってる暇なんかありません。

英語に耳を慣れさせるには、1日10分でも15分でも良いので、集中力を持ってリスニング
を行うこと。その積み重ねしかありません。

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