理工系の大学院留学だと、TOEFLの他にGREという試験を受ける必要があります。
GREにはGeneral testとSubject testがあり、前者は一般知識を問う試験で、めちすけが
留学の際に受けたもの。後者は専門知識を問う試験で、大学院によっては受ける必要が
あるものです。(後者は、めちすけが受けた当時のアイオワ大学大学院 工学研究科には
必要ありませんでした。)
ここでは、前者のGeneral testについて思い出してみます。
試験は、
① Analytical section
② Verbal section
③ Quantitative section
の3セクションに分かれていて、今はどうか分かりませんが、留学生は①と③をしっかり
点数を取ることが求められていました。②は、アメリカ人や英語をほぼ母国語としている
人以外は、おそらくまともな点数を取るのは不可能です。めちすけは、TOEFLでさえギリギリ
だったので、②のVervalは、後述する通り殆ど勉強もしませんでしたし、試験を受けた時も
30分くらいで匙を投げ、部屋から出てきてしまいました。試験官には、もういいんですか?!
と言われましたが、もう結構ですと答えてさっさと帰りました。
後から知ったことですが、留学生はVerbalではなくTOEFLのスコアを以て、選考していた
みたいです。
めちすけが参考書として使ったのは、
A: GREテスト 学習法と解法テクニック(アゴス・ジャパン)
B: はじめてのGREテスト対策 英語編(ダイヤモンド社)
C: はじめてのGREテスト対策 数学編(ダイヤモンド社)
の3冊です。
① Analytical writing:めちすけが受けた時はAnalytical sectionと呼ばれ、択一式の問題
を解くタイプでした。問題自体は、就職の時に受けさせられるSPIに非常に似ています。
表やグラフから何かを読み取ったり、論理パズルのような問題(数学ではない)を解かされ
たり、そんな内容でした。上記参考書のAでまずどんな問題か傾向を掴み、Bで実践練習
を行いました。複数回何度も同じ問題を解きます。
② Verbal reasoning:一応、上記参考書のAだけやりました。Bも問題に目を通しましたが、
問題文の意味すら分からなかったので、さっさと諦めました。
③ Quantitative reasoning:センター試験(高校レベル!)が解ければ、理系なら100点を
取って当たり前のセクションです。逆に、100点を取れなければ何だコイツはと思われるかも。
上記参考書のCを何回かやれば、十分すぎるほどの対策になります。
①および③ですが、問題を解くために覚えなければいけない用語がたくさんあって、そこで
まず苦労しました。"分母", "分子", "級数展開", "三角関数"など、意味さえ分かれば何とも
ないのに、意味が分からないために問題が解けない、というのは非常に勿体無いことです。
ないのに、意味が分からないために問題が解けない、というのは非常に勿体無いことです。
問題文に出てくる英語(英単語)を、バカにせずまず覚えることです。
問題を何回も解くことで、問いにどういうフレーズが使われるかに慣れることが出来ます。
数学が苦手(というか忘れている)であれば、センター試験の問題集でも1冊やればいいと
思います。もしかすると、SPI試験対策問題集でも十分かも。
論理的問題が苦手であれば、SPI試験問題集で頭を慣らしてから、GREの勉強に移れば
良いと思います。