2015年7月7日火曜日

トライアスロンが意外と気軽に②:Dewitt, IA

 そのレースは,Swimから始まりました.朝7時半とか8時じゃなかったかな.
Killdeer County Parkという公園の池を,三角形コースで泳ぎます.


下見では,Swimコースまで見てなかったんですが,当日見て棄権しようかと思いました.

きったねぇ!!

透明度?ナニソレ的な汚さだし,テンション高いアメリカン達がYeahhhhh!とか言いながら
飛び込んでくるので,底の泥が巻き上がって余計汚い.

と思っているうちにスタートの合図でした.
400mと少しだったので,特に体力を消耗することなくクロールで泳ぎ切りました.
後で確認したら,この時点ではちょうど真ん中くらいの順位で,全身スイムスーツの
ガチな連中を除くと,まあ平均くらいのタイムだったと記憶しています.
Jアニキより速かったんじゃないかな,この時点では.

スタート場所の砂浜に戻ってきて,次はBikeです.
Bikeは実は24kmなんて漕いだことなくて,せいぜい10kmくらいしか試していません
でした.このBikeコースの光景は,めちすけが6年間アメリカに居た中でも,最も忘れられ
ない景色の1つです.


コーン畑を突っ切る直線道路を,ひたすらに漕ぎます.
夏なので暑いですが,聞こえるのは鳥の鳴き声と自分のゼェゼェ言う声,それに
自転車のタイヤが地面を擦る音のみなのです.
速いやつはカッ飛んで行くので,周りに人もあまりいません.

"アンダルシアの夏"的な気分で,ひたすらに漕いで行きました.
そのペース配分の無さが,後で効いてくるとも分からずに.
ちなみにJアニキは,"カッ飛んで行く"人で,どんだけ速いかというと,半周遅れにされ
てすれ違って手を振られたほど.
でもこの時点でも,まだ順位は半分より少し上くらいでした.

気分はVuelta a Espana!


そんなこんなで,24km走り終えた後は,5kmのRunです.

Runningコースのゲート付近でぶっ倒れた泣

アタマも体もシャキっとしているんですが,24km全力で自転車を漕いだお蔭で,足が
笑って笑って,立ち上がれない.後で聞くと,24kmとか普通だそうです.
でも無理なもんは無理です.
観客も,"アイツ足にキテル!"みたいな感じで応援してくれるんですが,足はガクガク
したままです.

無理やり伸ばして何とか走り始めましたが,そのスピードは早歩きに毛が生えたくらい.
(でも,意外と足は進むのです)
ここで後ろから,オッサンとかにガンガン抜かれました.
ここまで来たら,絶対にリタイアできないし意外と走れそうだったので,そのまま足を
進めてGOAL!時間は,区間記録で言うとドベ1/3くらいに入ってしまってました.
そりゃそうだわな.

Total timeは,ほんと真ん中くらいで,まあ体力が戻った証拠かなと思い良しとしました.
実際,柔道の練習に復帰したら全然ダメだったんですけどね.
Jアニキは,結構上位でゴールしてて,ゴール付近で出迎えてくれました.
その後,お互いの健闘を称えて撮った写真は,今でも自分の宝物です.

以上,Dewittトライアスロンの顛末でした.
ちなみに,参加賞で貰ったTシャツは未だに着てます.頑丈だなアメリカのTシャツは...

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